本日の読書続き

夜の展覧会/茅田砂胡

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言わずとしれた、クラッシュブレイズの9冊目。
セントラルの美術館に飾られていた、300年も前の有名画家ドミニクの名画『暁の天使』に描かれているのは、なんとルゥだった。そしてそこには描いた画家によって『まだ見ぬ黄金と翠緑玉の君へ』送ると書かれた手紙が。つまりこの絵はリィのもの? 絵を欲しがるリィが色々な所に掛け合っている時に、なんと『暁の天使』が盗まれた。果たして犯人は? そしてリィは銀河連邦の至宝と歌われるこの絵を本当に手に入れられるのか? 今回はリィの父親アーサーが大活躍だ!
という話。
今回はリィとシェラ以外の超人はほとんど出てこない珍しい話。
その代わりに、普通の人であるリィの父親アーサーと、これまた普通の人であるグレン警部がいい味を出している。あり得ないキャラだが嫌いじゃないな、グレン警部。
超人の数も少なけりゃ、お約束過ぎないし、私は好きだな。
まあ、女王と海賊の出番がほとんど無いのが寂しいけどさ。


サイモンの災難/茅田砂胡

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とある老朽化した宇宙船の墜落事故で、白骨化したことから事件は始まる。といっても、それはいつもの面々には関係ないこと。
高校の帰り道でヴァンツァーは突然新進気鋭の映画監督で、少々天然気味のサイモンに自分の映画作りに協力して拝み倒されそうになる。だがヴァンツァーはサイモンが持つ、人を一目見るなりその人物の裏のイメージを見いだして勝手な妄想を膨らませるサイモンを危険視し、追い出そうとするもあえなく失敗。その代わりに監視しつつ映画の手伝いをすることに。そこにいつもの金銀黒が入り乱れ、おまけにサイモンの作品の主演女優は年を思い切り誤魔化し、新人女優になりきるジンジャーだったりと現場は大騒ぎ。ジンジャーがいれば当然クーア夫妻も来るわけで……。
和気あいあいと進みそうな現場だったのだが、一転、映画のお蔵入り話や食中毒騒ぎが起こる。どうも狙われているのはサイモン?
ドタバタの映画撮影の裏で蠢く、陰謀とは何か?
果たして映画は完成するのか?

という話。
一言で言うと……キャラ多すぎだろ!
まあ、これはこれでいいのかなぁ。ご都合主義はもうこの人の味と
気分を切り替えたさ。もうこのまま突き進んでくだされ、茅田さん。
だって冷凍睡眠を使い、ありとあらゆる美容法を試し、考えられないほどの予算を自身の年齢維持のために使い続けているとはいえ、70過ぎたジンジャーが、20歳そこそこの新人女優にばけて、ばれないのは無理だろ!
ま、それが無理じゃないのが茅田流よね。うん。
でもまあ、ノンストップアクション的で面白かったから、
私としてはもうありでしょう。
そてにしてもヴァンツァーって、ディルフィニア戦記の時27歳だったんだな。
このシリーズでずっと高校生だったから忘れてたよ。最後の最後でルゥに元の年齢に戻して貰って車を乗り回してたから思い出したさ。
もうディルフィニア戦記の彼らをすでに思い出せない自分が怖い(^^;)


二冊読んでの感想は……
なんというか、はちゃめちゃぶりがもう『あり得なすぎてつまらん!』
とか『キャラに頼っているだけだろ!』という批判の段階を通り過ぎて、
面白くなってきちゃったぞ、私。
もういいさ、このまま突っ走ってくれ。私も付いていくぞ!
みたいな決意が……(^^;)

頑張って、くださいませ、茅田砂胡さん。 本当に、心から応援してますわ。
とエールを送るってみたりしちゃったりして。
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