後は行くだけ!

こんばんわ~。
コミティア84まであと5日ですね! 早いもんです。

荷物も送り終えたし、新幹線の指定席も取ったし。
あとはコミティアに行くだけ。
一つ心配なのは、ウチのサークル、今回は子連れだということ。
コミケに子連れで行く気は更々無いが、コミティアならと思っての参加。
子連れ反対の人が沢山いて、何か悪いことが起こったらどうしようとか
子供が飽きてきたら、お父さんが探検に出かけるといってるけど、大丈夫か。
色々心配の種は尽きません。

そんなわけで壁サークル(子連れゾーン)だったのでした。
いらっしゃる皆さま、そんなわけで子連れ参加ですので、ひとつ、よろしくお願いしますね。

今現在、夏コミの原稿を進めてます。
15周年記念本を10ページ、シリーズ11巻10ページです。
11巻で起きる一番のネタを何にしようか、まだ決めかめていて進みません。
とりあえず15周年本が先って事で。
これで夏コミ落ちてたら、洒落にならんな(^^;)


作家小説/有栖川有栖

sakkashousetu


ホラー、サスペンス、創作裏話、現実逃避、掛け合い漫才など、全ての短編の主人公がみんな作家という、異色作。ほとんどがポンツーンという幻冬舎の月刊PR誌に掲載されていたもので、とにかく作家だから分かる、作家の苦悩があちこちにちりばめられていて、とても興味深い。
こんなテイストの本をどこかで見た感じするな、と今書いててふと思った。ホラーあり、ミステリあり、愚痴あり……。
そっか、中島らもの「白いメリーさん」だ。ああ、すっきりした。
そういえば中島らも氏も有栖川氏と同じく関西人だった。
関西人には吉本的な笑いだけでなくて、どことなく秘められたユーモアみたいな物があるのかも知れない。


落下する花-月読-/太田忠司

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収録作品
落下する花/溶けない氷/般若の涙/そこにない手

先日読んでいた本、月読の続編で短編。
人が死ぬとき、必ず死んだ場所の近くに残す月導。それは個人個人形も形式も違い、どんな科学者たちもその不思議を科学で解き明かすことが出来なかった。それを読むことが出来る存在を月読という。それぞれの理由や想いから月導に触れ、月読に読み取って貰うことで起きた様々な事件の物語。
前作から引き続き、月読・朔夜一心が出てくる。でも短編毎に主人公が代わり、その人物視点で描かれるため、朔夜の存在はあくまでもゲスト的な書かれ方。それでもその不思議な現象と、周辺で起こる事件が絡み合っているのを、朔夜が解き明かしていくのはミステリファンとしても面白い。最後の「そこにある手」は、子持にしか分からない怖さみたいな物があって、ひやりとした。
不思議な物が普通に存在し、月導の研究で科学が一時代進歩していない世界という設定が、この話の基本設定として重要なんだなと感じた。ミステリの世界でもこんな世界設定もありなんだな。


幽霊列車/赤川次郎

上司の友人が署長を務める小さな村で、列車の中から忽然と8人もの人が消えるという事件が起きた。上司に無理矢理休暇を取らされて、村に送り込まれてしまった40歳の宇野警部は事件を調べ初めてすぐに、20歳の美人女子大生夕子が同じようにこの事件を調べているのを知る。宇野と夕子の年の差20歳カップルが、謎めいた消失事件の真相に迫る。

という赤川次郎のデビュー作「幽霊列車、消えた」から始まる、宇野と夕子の20歳年の差カップルが巻き込まれる殺人事件の数々を、名探偵夕子が宇野の警察力を利用しつつ解決していく、ユーモア・ミステリ(?)

こういうのを書く作家になりたいと、小学生の私を決意させた一冊。当時はミステリ作家という名称は知らなかったから。最近の赤川次郎は読むのが苦痛だが、やっぱり初期のは好きだなと実感した。
どうしようもなく読みたくなって、古本屋を探していたけど無くて、アマゾンでは安いけどいい品無さそうで、どうしようか考えていたんだけど、パピレスでダウンロード版を買った。だってアマゾンで1円で買ったとしても、送料357円。DL版は420円。金額変わらないんだもの。
昔、ボロボロになるまで読んで、もう一冊買った覚えが。ませガキだった当時の私には、物語の疾走感、明確で簡潔な謎解き、そしてちょっとHな感じがたまらなかったのだろう。今読むとドキドキ感は無く、きゅんきゅんして、萌える(それもどうだ?)
年の差&男が情けないカップル好きは、この頃に自分の中に確立していたのだなと、二十年以上ぶりに読み返して初めて知った。
幽霊シリーズは宇野警部の一人称で書かれているのだが、いい雰囲気でベッドまでいったと思ったら、突然夕子が事件の真相を思いついて、あっさり部屋を出てしまい、情けなく取り残される年上の宇野という黄金パターンが、この本で確立していて、それがまた今読んでも面白い。
何の小説のセリフか分からないけど、ずっと覚えてるセリフというのが私の中にあったのだが、そのセリフもこの作品だった。幽霊シリーズ、恐ろしいほど私の中に根ざしていたんだな。

それにしても……この手の本を10歳の頃から読んでいた私は(赤川次郎、西村京太郎、江戸川乱歩、山村美砂も読んでた。今思えば、山村美砂のキャサリンシリーズ以外は結構過激だった。延々とそういうシーンが十ページ以上続いてたりな)、中学に上がってすぐの頃、Hな本としてクラスで回し読みされた「レタスと剣」や「アダムとイブの方程式」などが、ほほえましく感じたものだが……どこかおかしいのだろうか……。
そういえば赤川次郎をあらかた読んでしまい、新しい小説を探していたときに、森雅裕の「モーツアルトは子守歌を歌わない」を読んで衝撃を受けたりしてたっけ。それから田中芳樹、司馬遼太郎、宮部みゆき、横溝正史、新本格ミステリに自分の読書遍歴が移り変わっていくんだな。

でも今にして思えば私に書けるのは本格ミステリじゃなくて、しかもシリアスじゃなくて、こういうタッチの作品何じゃないのかなと。作品をキャラで引っ張っていくタイプの小説を書く私は、ちょっと今まで方向性を誤っていたんじゃないかと、気付いた。
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