15周年記念本準備号

二人分の原稿が出そろいました。
総ページ数は40ページ前後になる予定。
一応40ページ中30ページ以上は小説になりますので、
楽しんでいただけるかと思います。
これを無料本にする予定なのだけれど、すごくコストがかかっちゃう。
予想外だったよ(^^;)
記念本の本編はもっと厚くなるから、無料は無理だ……。
ごめんね、記念本の本編は有料になりますよ(T_T)

それから夏コミ発行予定の11巻を書き始めました。
今序章を書き終えた所。
全体的に軽めになる予定なのに、微妙に序章がシリアス。
おかしいなぁ……。大丈夫かなぁ……。
自分で自分のキャラが何をしたいのか現時点ではよく分かっていないので、
作者も混迷中。

さてさて、夏コミまでに文庫本300ページ分、A5版100P近く書かないとならないんで、
そろそろ本腰入れないと。頑張ろうっと。

とかいって夏コミ落ちたら笑うしかない。

さあ、とにかく今はコミティアの準備をしないとな。もう少し頑張ろう。

本日の読書

美しきものを見し人は/篠田真由美

uruwasi


美しきと書いて、うるわしきと読みむ。
あるカトリック作家の全集を出すため、私こと沢崎は、隠れキリシタンの伝承が残る長崎の離島を訪れる。島民全てが移住してしまった島には、亡き作家と関わりの深い女たちだけが残され、岩山を切り崩して作られた迷宮のような暗い建物でキリスト教を主体とした信仰と共に暮らしていた。奇妙な信仰の中心にいるのはカトリック作家蘭堂。彼は教祖キリストにしか訪れないはずの奇跡「昇天」によってこの世から姿を消したのだという。だがその状況はまさに密室だった。蘭堂は本当に「昇天」したのか、それとも殺されたか、失踪したのか。調べ始めた沢崎の前に、蘭堂の娘を名乗る人物が現れて、狂気が加速していく。

という話。 
ゴシックロマンス第2弾。第一弾の「すべてのものをひとつの夜が待つ」は、キャラが苦手で、はっきり言って読み進むのがちょっと苦痛な感じだったけど、これは面白かった。やっぱり篠田さんのキャラクターは、この重厚さがないと駄目だよ、なんて思ったり。隠れキリシタンの信仰の裏にある話も、興味を惹いて面白かった。


チームバチスタの栄光/海堂尊

batisuta.jpg


拡張型心筋症における、移植以外の唯一の治療法、バチスタ手術。成功率が著しく低いこの手術を日本で行うところはごく少数である。
東城大学病院には、そのバチスタ手術を専門とし、奇跡の成功率を誇るグループがあった。彼らは通称「チーム・バチスタ」。アメリカ帰りの天才外科医桐生が率いるチームである。だがバチスタ手術の最中に、続けて術死が起きる。この術死は連続した不運なのか、医療過誤なのか、それとも殺人か?
病院長の依頼を受け、不定期愁訴科の窓際医師田口が、チームバチスタの調査を開始した。

という話。
映画化するし、何だかベストセラーだし、読む気がしないな

……とか思っててすみませんでした!

というぐらい凄く面白かったっす。
何が面白いかというと、こういう医療小説の場合、作者が医学知識を難しく書きがちになるのだけれど、この人の場合はそれがないこと。
医者が患者に説明するが如く、平易な文章ででもしっかりと医学知識を伝えてくるこの書き方は凄い。その上、手術室の描写ややり取り、雰囲気が読んでいるだけで怖いぐらい伝わってきて、目の前で見ている気分になる。本当に新人なの!? みたいな凄さ。
その上キャラクター一人一人の描き方が、とても丁寧で、全員きちんと曖昧なところ亡く成立している。映画は中心になるだろう、後半に出てくる白鳥なんて、読んでておもしろい。

それにしても、なんでこんなに原作が面白いのに、わざわざ窓際医師田口の役を女性にして、しかも竹内結子にしたんだろう。その上白鳥が阿部寛って……。トリックの偏屈教授のイメージをそのまま使いたかったのだろうけれど、文中の白鳥の描写とは天と地の差だった。

なんで何でも男女間の微妙な所を作りたいのか、分からんぞ、映画界。
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