試し読みいっぱいです。

相変わらずの体調不良ですが、PC酔いをしながら何とか更新しました!

夏コミ最新刊は

呑気な冒険者11大天幕に響く哀歌
WIND工房15周年記念本


の2冊になりそうです。
2冊とも試し読みがありますので、よろしければ新刊購入のご検討にご利用ください。

WIND工房 TOP

予定していた、料理人ものは、PC酔いして直せずにいます。
ううっ……大改定をしたかったのに……!
何とか体調を取り戻してから、冬コミにでもあわせようかな。
でもでも、ギリギリまで一応足掻いてみます。

そんなわけで読書感想も書けませんが、自分の記録程度に残しておこう。



最近の読書

しゃばけ/畠中恵

syaba.jpg

体の弱い若旦那と、それを取り巻くお節介な妖怪たちの物語。若旦那の周りで発生する、不連続殺人事件はがファンタジーノベルズ大賞受賞作でありながらもミステリを思わせる、相当好みの作品。
続きも読みたいから、買ってみようかなぁ……。


妃は船を沈める/有栖川有栖

kisaki.jpg

待ちに待った作家アリスシリーズの最新刊。
だけどちょっと、長編と言うにはインパクトが足りない気が。
その前に出た『乱鴉の島』の方が、ミステリとして格段に好きだな。
学生アリスの『女王国の城』が面白かっただけに、ちょっと拍子抜け。

スポンサーサイト

ぼんやりしてます

ちょっとした体調不良につき、毎日ぼんやり暮らしています。
ああ、やる気は一体どこに落としてきてしまったのでしょう……。

製本作業をしようにも、プリンタのトナーが切れて印刷が出来ない状態に。
困ったなぁ……。買いに行かないとならないけど、遠いんだよなぁ……
だから残りはあと文庫20冊、A5版30冊ほど、トナー待ち。

それにしても熱くなってきたから、全部手作業は辛いねぇ……(^^;)



ここ数日の読書

雲のむこう、約束の場所/原作:新海誠 著:加納新太

kumo.jpg


新海誠のアニメのノベライズ。
戦後、北海道と本州に分断されてしまった日本。
元ソ連で今はユニオンという名の大国が支配する北海道には、軌道エレベーターを思わせるような真っ直ぐ空へと伸びる白い塔がある。海を挟んで青森側に住む高校生ヒロキとタクミは、二人で白い塔を目指すべく、飛行機を作り始める。飛行機づくりに明け暮れる二人の前にサユリという名の少女が現れたことで、白い塔は三人の約束の場所となった。だがサユリは二人の前から姿を消し、二人は夢を投げ捨てた。それぞれに失いつつも、約束の地へと辿り着こうとする三人の物語。

とにかく綺麗だった。文章がどうだったとかそういうことは全く記憶になくて、目の前に広がった光景を見ている感じ。読み終わったときには完全に映像として一本見終わった気分だったから、本を読み終わったのとは違う感覚を味わえた。元々はアニメだそうだけど、そちらを見たことが無いから、頭の中のこの光景を補完するべくアニメを見るべきか悩む。だって想像だけで充分綺麗だもの。



妙なる技の乙女たち/小川一水

taenaru.jpg


赤道直下、リンガ島に作られた軌道エレベーター。それを中心にリンガに巨大な宇宙関連都市が生まれた。そこで働く女性たちの、年月を越えた連作短編。
収録作品
天上のデザイナー/港のタクシー艇長/楽園の島、売ります/セハット・デイケア保育日誌/Lift me to the Moon/あなたに捧げる、この腕を/the Lifestyles Of Human-begings At Speace
女性向けの雑誌、アスタに連載されたもの。
女性向きだからなのか、何だか恋愛がらみが微妙な感じかな。
「楽園の島……」と「セハット・デイケア……」は、結構好き。
女性が頑張る話を書くために、相当未来のこの都市に根強く残る男尊女卑というのが、微妙に嫌かも知れない。でもさすがは小川一水氏、なるほどと思うところは多かった。とくにラスト一本は「そうだよなぁ……」とうならされた。



ジェネラル・ルージュの凱旋/海堂尊

jeneral.jpg


田口&白鳥シリーズ第三弾。
東城大学病院救急救命センター長速見は、ジェネラルの異名を持つ、凄腕の救急医であり、不定愁訴外来の田口とは大学時代からの友達である。リスクマネージメント委員長も務める田口の元に、とある一枚の内部告発文書が送られてきた。それはジェネラル、速見の不正収賄をこくはつしたものだった。志し高く、高潔な速見が不正収賄に絡んだとは信じられず戸惑う田口が対抗勢力と牽制し合いつつも、真相を探り当てていく。

という話なんだけど、この話が何故か前作「ナイチンゲールの沈黙」と同時期に発生している物語で、しかも二人の看護婦による裏と表みたいな作りになっている。
独立した物語の方が、治まりがよかっただろうし、魅せられた気もするんだけど、何だか「ナイチンゲールの沈黙」の方の話が絡んでくると、一気にトーンダウンしてしまって流れが滞る印象。もしかしたらこの二本は作者的に長い一本の長編にしたかったんじゃないだろうか。そしてナイチンゲールと交互に書きたかったんじゃないかな。時折「あとはナイチンゲール参照」的に描かれる部分を元と組み合わせたら、きっと上下巻の凄く長い話になったのだろう。
とはいえ、大学病院や総合病院の抱える、医療費問題、医者不足、リスクマネージメントなど、色々な事がとても参考になる。これは病院サイドから見た話であるを、最後に出てきた弁護士のひとことで思い出したけど。

製本地獄

オフセットじゃなくて、全部手で製本だからねぇ~。
とりあえず21冊分の文庫本は作り終えて、あとノベルズサイズを18冊
それから新刊を20冊づつ刷らないと~。
毎年製本している間体重の減る私。
恐るべし、製本ダイエット!!


本日の(というか最近の)読書

少し変わった子あります/森博嗣

sukosi.jpg


行く時々で店を構える不思議な名前のない料理屋がある。そこでは見ず知らずの女性と、ただ一緒に食事をするだけ。それ以上もそれ以下もない。
その空間に現れる女性と食事をする度に、抗えぬ魅力を感じてのめり込んでいく一人の男の物語。

連作短編だけど、感覚的に長編の章立てしたものというイメージ。
最初は奇妙な食事風景に戸惑う男が、徐々に怪しげな状況に魅せられていき、引き返せなくなるぐらいにはまり込むまでを森博嗣氏的な淡々とした書き口で書いていくのが魅力。仰々しくない分静かで、だけどどことなく不気味さを醸し出しているところが面白かった。


<本の姫>は謳う3/多崎礼

hon3.jpg


表、アンガスのパートでは、地上に落ちた第17聖域に捕らわれていたアンガス一行は文字を捜す旅を再開する。だがその先々に待ち受けているのは、レッドが捲いたと思われる災いの火種ばかりだった。そして徐々に記憶を取り戻し始めた姫もまた、自らの行く末に迷いを生じていく。
裏、アザゼルのパートでは、愛する人が歌姫として手の届かないところに行ってしまったアザゼルが、聖域の天使たちと戦いを激化させていく。そんな中である一冊の本の存在が、現在と過去を繋ぐ鍵となっていく。

次巻が最終巻だけあって思いきり佳境な感じ。この間にしてようやくアザゼルとアンガスの繋がりが見えてきたような、姫の正体が分かってきたような……そんな気がする。この巻を読み限りでは、ハッピーエンドにはなりそうにない展開だけど、そこは多崎礼さんだから、煌夜祭のように、後味すっきり終わって欲しいなと思ったり。今回はアンガスのパートよりも、格段にアザゼルの方が面白かったな。


ラブコメ今昔/有川浩

rabukome.jpg


短編集。収録作品
ラブコメ今昔/軍事とオタクと彼/広報官、走る/青い衝撃/秘め事
ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編

自衛隊物恋愛短編集第二弾。 ……何だか読むのが辛くなってきた。
私はこの人の物語性はとっても好きだ。でもこの自衛隊シリーズは、自衛官のリアルな知り合いがいる場合、少し引く。自衛隊に取材をして書いているということだし、出てくる人ほとんどが実際の現役自衛官をモデルとしているのも分かっているけど、分かっているけど!
自衛官って……そんなに聖人君主か!?
広報に紹介されて有川さんが会う自衛官の皆さんはみんな品性方向なのだと思うけれど、何だか恥ずかしくなって来ちゃって、辛いわ……っつうか、痛いわ……(T_T)
でもまあ、その中でも好きなのは『軍事とオタクと彼』と『秘め事』かな。なんとなく普通な感じで。
有川さんに私が望むのは、やっぱ世界観がきっかり作られた長編小説かもしれない。文芸誌相手の短編よりも、大人向けラノベの作風を貫いて欲しいと思う、今日この頃。


空色勾玉/荻原規子

sorairo.jpg


幼い頃の恐怖の記憶を抱える少女・狭也は、祭に浮かれる村の中で、初めて自分が闇の氏族に属する人間だと知らされたのだが、物心付いてから崇めてきた光への憧れを守り、迎えに来た同族たちを拒絶してしまう。そして祭の夜、光を慕い、光の御子・月代王と共に、光の宮へ上がってしまった。時が経ち、そこは自分のいるべき場所ではないと感じ取った狭也は、仲間を救い、自らもそこから逃げるために忍び込んだ神殿で、稚羽矢と出会った。そこから人生が変わっていく。古代日本をモチーフにした、異世界ファンタジー。

壮大だけど、どことなくきっと私には合わない感じの話かも知れない。
面白いし、これがデビュー作だなんて凄すぎる! と素直に感動したし、一気に読んだ。
でもやっぱりちょっと何だか何かが私とは合わないんだろう。
異世界ファンタジーというと、やはり指輪物語、ロードスや、ソードワールドを愛して止まない私の場合は、きっと求める物語のファクターが、こっち方面にないんだろうと思う。だけど、恋愛物は好きなはずなんだがなぁ……。


深泥丘奇談/綾辻行人

midoro.jpg


連作短編集。収録作品
顔/丘の向こう/長引く雨/悪霊憑き/サムザムシ/開けるな/六山の夜
深泥丘魔術団/声

普通の世界観として話が出てくるし、普通の人々なんだけれど、どこか微妙に狂っている。一番怖いのはそれが普通であって、知らない方が異常だと見なされてしまうこと。主人公の本格ミステリ作家が、四十を超して体調を崩し、罹った深泥丘病院。ここには同じ顔の医師や、眼球奇譚などでおなじみ、咲谷由伊などがおり、何かと謎の多い病院だった。ここを中心として起こる、奇妙な出来事を主人公が語る。
あとがきによると、色々実験的なことをしてみた、書くのが楽しかった短編らしい。この中の一編、悪霊憑きは、前に感想を載せたアンソロジー『川を流れる死体』に掲載されていたもの。
何だか
久々に奇談といえども、ミステリを読めたことで、ちょっとホッとした。
やはり私の本分は、ラノベじゃなくてミステリにあるのかも知れない。
ちなみにちょっと笑っちゃったのは

「この世には不思議な物などないのだよ」というのは、日本一有名な古本屋の言葉である

ということば。しかも

「この世にはね、不思議なことがあるんですよ」

と続いてしまうとこが笑える。しかも登場人物たちが最近ようやく京極夏彦を読みましてねとか話していたりするし(^^)
だから余計、不意に入り込む異常な日常が面白いのかもしれない。

健康診断へ行く

毎年恒例の健康診断の日。
尿検査、身長、体重、胸部レントゲン、視力、聴力、心電図、血圧、
血液検査を順に行い、その後医師との面談。

検査の最中も看護婦さんに痩せるようお小言を言われてみたり、
当然先生にも痩せるようにとお小言を喰らってみたりした。
しかも今日は血管が巧く見つからず、採血の時ちょっといつもと違う
ところを刺されてびっくり。血管、埋もれちゃったのか!?

さてさて原稿の方は、一稿を読み終えて直し終えた。
でも多分いっぱいいっぱいに誤字脱字が詰まっているのだろう。
どうしたらこのそそっかしさを直せるのか、謎だ。
執筆スピードを落として、確実に書くのが一番いいのだろうけれど、
そんなことしたら頭の中の映像におっつかなくなるじゃん! とか
考えちゃうし。
少なくとも製本までにあと二回ぐらいは読んで直そう。


本日の読書

ホテル・ジューシー/坂木司

ju-si.jpg


大家族の長女として休みなく働くのが普通だった女子大生・柿生浩美は、一番下の兄妹が成長たことで突然家事から解放され、親からも「自分の時間を大切にしなさい」といわれた。時間を潰すことを知らない浩美は、突然降って湧いた夏休みに困惑しつつも沖縄の宿でアルバイトをすることにした。だがリゾートホテルから急遽移動させられた「ホテル・ジューシー」は、沖縄本島の街中に存在し、一種独特な人々によって運営される変わった宿だった。そこで出会った人々たちとのふれあいで、浩美は成長していく。

という話。
前に読んだシンデレラ・ティースの姉妹編。
この話の1話は、前に短編集で読んだことがあって、気に入ってたから
続きが読めて嬉しい限り。
坂木司さんは、私の中では癒し系に分類される作家さん。
引きこもり探偵、切れない糸、シンデレラ・ティース、
ワーキング・ホリデーはみんな主人公が愛されてて、どんどん味方が
増えていく物語なんだけど、これはホテルを舞台とした、来て、去っていく
物語だから、今までとは少し意味合いが違っていて、私はこういう方が好き。しかも文章を読んでいるだけで、沖縄の熱い空気に触れた気分になってくるところがいい。
沖縄に行ったこと無いけど。
本当に真っ直ぐな主人公の成長ぶりが心に素直に染みる話だった。
プロフィール

さかもとまさのり

Author:さかもとまさのり
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる