箱詰め作業

記念本準備号の印刷・製本が終わったので、箱詰め作業をした。
段ボール一つにまとめようと思ったら、12号の段ボールいっぱいになってしまい、軽く25キロを
超えそうになったので、観念して段ボール二つに分ける。

……びっくりするのだが、これだけ荷物があるのに本の冊数は結構少ないのだ。

当然、無料関係の60冊(目録&お試しが30冊、記念本準備号が30冊)を除く。
すると、本の総数は70冊くらいのものなのだ。当然その内訳のほとんどがシリーズ物である。
まあ、コミティアで売れる! という期待は全くしていなくて、今回はお目当てのサークルさんの
新刊が数冊あるからそっちを買うのをメインで。

とか何とかいいながら、売れたらいいな~なんて思ってたりしてね。

さて本日から記念本本編に取りかかることに。
今年はどうやら投稿物は厳しいようだ。
同人誌に追われつつ、資料は読んでおかんとならんな。


本日の読書

月読/太田忠司

tuki.jpg


人が死ぬと必ず現れる、死者からのメッセージ「月導」現実に存在する物体や減少として現れるその「月導」を読むことが出来るのは特殊な能力者「月読」である。「月導」から事件の真相を追う刑事と、月読。そして夜中にクラスメイトの自殺未遂を目撃してしまったことから奇妙な事件に巻き込まれてしまう高校生。この二つの全く別々な事件が、「月導」と「月読」によって複雑に絡み合っていく。

というお話。

前に予告していたとおり、太田忠司を読み始める。新宿少年探偵団は全巻あるから、ミステリの方を……と思ったけど手に取ったのは半分ミステリみたいな感じ。でも真相に迫っていくところは、間違いなくミステリだった。人が死ぬと必ず現れる「月導」が、明確なダイイングメッセージではなくて、死ぬ直前に気にかけていたことであるという事が、ダイイングメッセージものとはひと味違う感じで面白かった。
でも出来れば次は、狩野くんシリーズを読みたい。



そうそう全然関係ないけど、今年は有栖川有栖先生、20周年記念だそうです。
20周年&お誕生日おめでとうございます。有栖川先生!
今年は是非、作家アリスシリーズの長編を!!!
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15周年記念本準備号

二人分の原稿が出そろいました。
総ページ数は40ページ前後になる予定。
一応40ページ中30ページ以上は小説になりますので、
楽しんでいただけるかと思います。
これを無料本にする予定なのだけれど、すごくコストがかかっちゃう。
予想外だったよ(^^;)
記念本の本編はもっと厚くなるから、無料は無理だ……。
ごめんね、記念本の本編は有料になりますよ(T_T)

それから夏コミ発行予定の11巻を書き始めました。
今序章を書き終えた所。
全体的に軽めになる予定なのに、微妙に序章がシリアス。
おかしいなぁ……。大丈夫かなぁ……。
自分で自分のキャラが何をしたいのか現時点ではよく分かっていないので、
作者も混迷中。

さてさて、夏コミまでに文庫本300ページ分、A5版100P近く書かないとならないんで、
そろそろ本腰入れないと。頑張ろうっと。

とかいって夏コミ落ちたら笑うしかない。

さあ、とにかく今はコミティアの準備をしないとな。もう少し頑張ろう。

本日の読書

美しきものを見し人は/篠田真由美

uruwasi


美しきと書いて、うるわしきと読みむ。
あるカトリック作家の全集を出すため、私こと沢崎は、隠れキリシタンの伝承が残る長崎の離島を訪れる。島民全てが移住してしまった島には、亡き作家と関わりの深い女たちだけが残され、岩山を切り崩して作られた迷宮のような暗い建物でキリスト教を主体とした信仰と共に暮らしていた。奇妙な信仰の中心にいるのはカトリック作家蘭堂。彼は教祖キリストにしか訪れないはずの奇跡「昇天」によってこの世から姿を消したのだという。だがその状況はまさに密室だった。蘭堂は本当に「昇天」したのか、それとも殺されたか、失踪したのか。調べ始めた沢崎の前に、蘭堂の娘を名乗る人物が現れて、狂気が加速していく。

という話。 
ゴシックロマンス第2弾。第一弾の「すべてのものをひとつの夜が待つ」は、キャラが苦手で、はっきり言って読み進むのがちょっと苦痛な感じだったけど、これは面白かった。やっぱり篠田さんのキャラクターは、この重厚さがないと駄目だよ、なんて思ったり。隠れキリシタンの信仰の裏にある話も、興味を惹いて面白かった。


チームバチスタの栄光/海堂尊

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拡張型心筋症における、移植以外の唯一の治療法、バチスタ手術。成功率が著しく低いこの手術を日本で行うところはごく少数である。
東城大学病院には、そのバチスタ手術を専門とし、奇跡の成功率を誇るグループがあった。彼らは通称「チーム・バチスタ」。アメリカ帰りの天才外科医桐生が率いるチームである。だがバチスタ手術の最中に、続けて術死が起きる。この術死は連続した不運なのか、医療過誤なのか、それとも殺人か?
病院長の依頼を受け、不定期愁訴科の窓際医師田口が、チームバチスタの調査を開始した。

という話。
映画化するし、何だかベストセラーだし、読む気がしないな

……とか思っててすみませんでした!

というぐらい凄く面白かったっす。
何が面白いかというと、こういう医療小説の場合、作者が医学知識を難しく書きがちになるのだけれど、この人の場合はそれがないこと。
医者が患者に説明するが如く、平易な文章ででもしっかりと医学知識を伝えてくるこの書き方は凄い。その上、手術室の描写ややり取り、雰囲気が読んでいるだけで怖いぐらい伝わってきて、目の前で見ている気分になる。本当に新人なの!? みたいな凄さ。
その上キャラクター一人一人の描き方が、とても丁寧で、全員きちんと曖昧なところ亡く成立している。映画は中心になるだろう、後半に出てくる白鳥なんて、読んでておもしろい。

それにしても、なんでこんなに原作が面白いのに、わざわざ窓際医師田口の役を女性にして、しかも竹内結子にしたんだろう。その上白鳥が阿部寛って……。トリックの偏屈教授のイメージをそのまま使いたかったのだろうけれど、文中の白鳥の描写とは天と地の差だった。

なんで何でも男女間の微妙な所を作りたいのか、分からんぞ、映画界。

うわぁ……

製本作業がようやく終了。
やっぱりページ数が300ページを超える本がぞろぞろあるときつい。
今回は持ち込み冊数がコミケより少ないのだけれど、なにせ新刊があるから重い。
新刊を出すたびに大変なことになっていく、段ボール……。

今回は少なめにしたのに、クロネコの12号の段ボール一個じゃ入りきらなかった。
小さめの段ボールをもう一個用意しないと。
しかも、4年ぶりのコミティアだから、提出する見本誌が多すぎ!!
全部で8冊!
しかも総集編3冊(シリーズ×2 短編×1)と、文庫×5と、みんな分厚いぜ。いえ~い。
いったいどんだけ送料かかるんだろう(^^;)

そうそう、ようやく記念本の準備号の原稿を始めました。

……リッツとアンナが見事に日本人になってます。
日本人でフリーターで、しかも見た目通りの年齢のリッツは、書いててちょっと面白いけど、
アンナはびっくりするほどそのままでした。
準備号は無料配布本なので、サークルにお寄りの方でシリーズ物を買ってくださっている方、
宜しければ貰っていってくださいませ。
コミティア後に、ネット公開となります。


本日の読書

赤に捧げる殺意

aka


執筆者
砕けた叫び・有栖川有栖/トロイの密室・折原一/神影荘奇談・太田忠司
命の恩人・赤川次郎/時計仕掛けの小鳥・西澤保彦/タワーに死す・霞流一
Aは安楽椅子のA・鯨統一郎/氷山の一角・麻耶雄嵩

角川書店のミステリアンソロジーシリーズの一冊。
とにかく有栖川有栖の火村助教授物が読みたくて借りた一冊。
面白かったのは、有栖川有栖(読みたかったから当然か)と、太田忠司と麻耶雄嵩。赤川次郎は昔のデビュー当初の文体が好きなんで、最近の文体にはなじめない。やっぱデビュー作の幽霊列車が一番好きだ。あとはキャラがなじめなかったり、文体に疲れたりと、そんな感じ。
とにかく新しく何かシリーズ物を読むなら、絶対に太田忠司だなと。
やはり狩野俊介シリーズしかないなと、改めて決意した。

明後日からなのに~~~!!!

アニメ版の図書館戦争が見れないよ!!!!
何でこんなにアニメに冷たいんだ、静岡県!!

いくら郁の声のイメージが違ったって、時折入るうざいギャグ絵がきつくても、
見たい物は見たいんじゃぁ!!!
でも見てみないことには、DVDを買う気にはなれんのじゃ!!

きーっ!!!!

図書館戦争見せろ~~~!!!!

……こうなったのも、今日、「別冊図書館戦争」を買って一気読みしたせいだ。
萌え殺す気か、有川浩! とか思った。いや、マジで。

感想はあとで書くとして、あともう一つちくしょーっと叫んだこと。

今年から電撃大賞、一次選考通れば評価シートが出るそうです。
……去年からやってよ、頼むから……onz
去年、一昨年と電撃の一次に通ってるけど、今年は電撃用に書いてないし(T_T)
また来年……かしら。


本日の読書

<本の姫>は謳う2/多崎礼

hon2.jpg


存在することで廻りの状況を歪めてしまう<文字(スペル)>を、本に宿る姫と共に再び本に封じていく少年アンガスと、自らの思念派で人を破滅させることが出来るため天使たちの住む天界の聖域から地上へと逃げ出したアザゼル。二人の物語は別々の糸を辿り、やがて歌姫の持つ歌で繋がれていく。

1は本当にアンガスとアザゼル(1巻では名無し・ラファエルの称号をもっていた)が別々の次元の話で、全くリンクしていなかったのだけれど、2巻で完全にリンクしてきた。でも謎は解かれたわけではなくて、益々深まっていくのが面白い。1巻と2巻の間が半年空いたけど、ラストまではほとんど書き上がっているらしく、今度は割とすぐ出ると書いてあったから、楽しみ。この多崎礼さんは投稿暦が長く、あちこちの最終選考には残っていたけど、17年目にしてようやくプロになった人。
本当に、本当に面白いから、頑張って欲しい。CN大賞取った人はわりかしあっという間に消えちゃうから、消えないでください。


別冊図書館戦争Ⅰ/有川浩

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図書館戦争最終巻、図書館革命の最終章からエピローグの間の話。
ラストで両思いになって結婚するまでの主人公、郁と堂上ののたうち回らずに読めるかこの野郎!……的な話に、図書隊の日常に起こりうる事件が入り交じった短編集。しかも今回は恋愛要素のみで一冊とかきたもんだ。
図書館戦争を作者本人による同人誌で読んだ気分。
有川さんは同人誌とかこっちの世界が分からない人だそうだから、
担当が書かせたのだろうけれど、絶対担当さんは、同人誌系が好きな人だろうとか思った。
有川さんの書く小説的には、現実的なラブシーンに至るまで書かれててちょっとドキドキ……はしないけど。そこまで若くない(^^;)
図書館利用者の危機管理意識の甘さ、何を持って差別を差別として訴えるのかなど、深く掘り下げれば掘り下げられるだろうネタをあっさりと書いているのも面白かった。

それにしても、ラブいよなぁ……。
もう、あてられっぱなしさ。

製本作業が終わらない

コミティアの宅急便搬入が近付いているのに、一冊出来てないわと、何だか忙しい。
しかも製本が終わらないとどうにもならないのに、あと三十冊の製本が終わらない……(T_T)
さてさて、それでは製本作業の第一歩、紙切りに戻りますかね。
ノベルズ版を作るのに、B4版をリーガルサイズに切らないとならないから、すっごく面倒。
でもやるしかないから泣き言言わずに一生懸命切るべし。
頑張れ自分。

さて出来てない原稿は15周年記念準備号。
これから私が10ページほどの設定ショートショート、船橋氏も同じく書く予定。
それからキャラ紹介と作品紹介も。
搬入まであと2週間ちょい。

……頑張れ、船橋氏!!


本日の(というかここ数日の)読書

Yの悲劇/エラリー・クイーン

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寒風吹きすさぶ2月。ニューヨーク湾で一体の水死体が見つかった。水死体はある有名なヨーク・ハッターという人物で、死因は自殺であった。その数ヶ月後、恐るべき狂気の遺伝を持つ資産家のハッター家で、目と耳が不自由な女性の毒殺未遂が起こった。密室的な状況、そして皆が皆疑わしい異常な状況の中で、第二の毒殺未遂事件が起き、ついに殺人が。
ニューヨーク市警のサム警部と老シェークスピア俳優ドルリー・レーンは、難解にして異常なこの事件に挑む。

という話。

この有名な作品の全容を初めて知った。
な、なるほど~。こういうことかという感じ。
私はワトソン役のサム警部にはなれるけど、レーン氏には絶対になれないと思う。だって犯人の目星はついてても、証拠の積み重ねが出来ないんだもの。
それにしても緻密な理論の積み重ね、なるほどこれがクイーンかと感動した。翻訳物は読みにくいと思ってたけど、話が面白ければいくらだって読めると、納得した。


ワーキング・ホリデイ/坂木司

warking


けんかっ早く元ヤンキー上がりで全く売れてないホスト、大和の元に突然大和の息子だと名乗る小学生の男の子が現れた。何のことかさっぱり分からない大和だったが、話を聞くと、ヤンキー時代に理由が分からず去られた女性のと自分の間に出来た子だと分かり、夏休みの間限定で一緒に暮らすことになる。だがホストクラブでひどい失敗をした大和はホストクラブを首になり、その代わり店のオーナーに紹介された職業は、宅急便屋の配送だった。

という話。
久し振りの坂木司。
坂木さんの話を読んでいると、本当にみんないい人ばかりで悪い人なんかいなくて親切で優しくて……現実的には絶対にあり得ないけど、ほのぼのしてていいよなという気分になる。
いつもの事ながら主人公はあるがままでいれば、みんなに好かれてどんどん仲間が増えるという設定だけど、きっと坂木作品はそれでいのだろう。だまし騙されるミステリばっか読んでるから、たまにはこういう話を読むと、心が洗われるね。うん。

更新情報

シリーズ物の試し読みに、最新刊『深き森の迷霧』の序章と第一章の三分の二を掲載しました。
一生全部載せると、びっくりする量になっちゃうから、きりのいいところまで載せてます。

コミティア84初売りの本ですので、購入してもいいかな?
なんて思っちゃったりなんだりしちゃった人は(広川太一朗風に言ってみた)
試しに読んでみてくださいませ。

試し読みコーナーはこちら

……ちなみに、誤字脱字チェック、大歓迎です。
先ほどいくつか見付けたし……onz
でも気力がないから今度まとめて直します……ってまとめるほどあるのかよ!

スペース取れました

コミティア84のスペースが取れました!

あ01b WIND工房 です。

ちょっとした事情で、壁サークルです。うひょーい!
別に売れてるわけでも、混んでるわけでもないですよ?
ただ単にジャンルの関係ですので、誤解なさらぬよう。
相変わらずのんびり暮らしていますので(^^)

コミティア84の新刊はおそらく2冊

呑気な冒険者10 深き森の迷霧

サークル15周年記念本・準備号00


になると思います。
短編の総集編も少なくなってきたし、そろそろ古いのは全部撤収して、新しいのとお気に入りの
だけを収録した奴を作ろうかなとか思ったり。こちらは未定だけど。
あともしかしたら、SFコメディが出るかも。こちらはギリギリまで不明です。

スペースも取れたし、そろそろ10巻の序章を掲載しなければ。
今週中には掲載するので、興味のある方はどうぞ御覧くださいませm(_ _)m
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さかもとまさのり

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